世界遺産白神山地情報

白神山地も夏を迎えています。新緑から深い緑のブナの森へと変わり、セミや野鳥の鳴き声が響き渡っています。

暗門の滝へのコースは、修復工事が行われており7月上旬に開通する見込みです。現在は、入口のブナの森の周遊コースが楽しめます。

登山の代表的なところが「白神岳」です。一般的にはマテ山コースを進めます。全長6km、登り4時間、
下り3時間が標準的なところでしょうか。水場からマテ山登りが結構きついところです。マテ山からもアップダウンの尾根歩きがかなり続きこたえます。
山頂からは、世界遺産白神山地が全貌でき、津軽富士「岩木山」、日本海と素晴らしいロケーションが開けます。
7月上旬は山頂部がお花畑になります。ニッコウキスゲ、イブキトラノオ、シチマフウロウなどなど楽しめます。
私の一押しは、十二湖の青池から登る「崩山」です。十二湖へ訪れる大半の人達は、青池から戻ってしまいますが、
少し左へ入って頂くと人も少なく、たくさんのお花を見ることができます。「大崩」から見る十二湖、日本海は最高ですよ。
高倉森トレッキングは、何と行ってもブナの森を楽しむには最高な場所でしょう。私はよく行きます。
その他「天狗岳」「二ッ森」「小岳」と言った登山ルートもあります。それぞれ特徴があり、それなりに楽しむ事ができます。
登山は無理と言う方には、「ミニ白神」「岳岱」の森歩きをお勧めします。弱い方でも簡単に白神らしさを堪能できます。
以上簡単に白神山地をご紹介しましたが、奥地へ入れば素晴らしいとか、巨木が林立しているとかのイメージは
捨てて白神山地を学ばなければいけないと思います。白神山地はブナだけではありませんよ!